白峰神宮



 

皆様GWは如何お過ごしでしたでしょうか?

 

京都の観光地はどこも大勢の観光客の方々で大混雑。

 

ラーメン1杯に50ー60人待ちだったとか。

 

恐ろしや~~~。

 

先日は嵐山こども食堂の用件でお客様宅へ訪問。

 

ちょうど仕事で向かう先と方角が被ったのでラッキーです。

 

で、着いてみて物量に驚きです。

 

素麺1箱の予定が・・・樽のお味噌まで・・・この後メットIN(笑)

 

家を運ばずにバイクにメットを入れずに味噌樽を入れて走っている不動産屋さんは珍しいかも!?と思いながら、店探しも兼ねて帰りの道中をウロウロ。

 

行きも通りましたが、この日2回目の白峯神宮。

 

ここは知る人ぞ知る蹴鞠の守護神でサッカーや球技をされるスポーツ関係者の参詣も多い神社です。

 

そして日本三大怨霊の一人。崇徳上皇をお祀りする神社でもあります。

 

崇徳上皇は保元の乱に敗れて讃岐国に流され、長寛2年(1164年)旧暦8月26日その地で崩御した。その後天変地異が相次いだことから上皇の祟りとされ、上皇が葬られた白峯陵(現・香川県坂出市)の隣に、上皇の菩提を弔う為に府中の木丸殿が移築され法華堂(現・頓証寺殿)として建立された。また朝廷の命により以後、白峯寺による供養会が営まれるようになった。

時代は下って、幕末の動乱期、孝明天皇は異郷に祀られている崇徳上皇の霊を慰めるため、その神霊を京都に移すよう幕府に命じ、慶応2年(1866年)旧暦11月16日に白峯宮の建設が始まるが、まもなく崩御した。その遺志を継いだ子の明治天皇は慶応3年旧暦1月9日践祚、慶応4年(1868年)旧暦8月18日に白峯宮の創建を宣命し、勅使を白峯陵に送り上皇の命日の旧暦8月26日に宣旨を読みあげさせ、その翌日に即位した。その勅使により同年旧暦9月6日上皇の御霊が讃岐国から京都に到着し、頓証寺殿(旧:法華堂)の本尊であった崇徳上皇僧形座像図を当宮に移し、翌日、明治天皇が親拝した。なお、その翌日の旧暦9月8日に明治に改元されている。

 

天狗譚の中でも崇徳上皇の話は有名である。『保元物語』『雨月物語』などの軍記物語では崇徳上皇は「日本国の大魔縁となり、皇を取って民となし、民を皇となさん」と、自らの舌を食いちぎり、その血潮で大乗経に呪詛の誓文を記し、海底に沈めた。死後は怨霊、天狗となって人間界を荒らしたとされる(一方で崇徳院が実際に詠んだ歌や『今鏡』では、悲嘆の感情はあるものの怨念を抱いていた様子はない)。ざっと紹介すると、毒の息で都に疫病を流行らせ貴族や大臣を病気や死に追い込み、延暦寺の強訴、鹿ケ谷の陰謀などを引き起こしたとされ、「安元の大火」も別名「太郎焼亡」ともよばれ崇徳上皇(愛宕山太郎坊という別説もある)が起こしたとされる。この際、崇徳上皇に恐れをなした後白河上皇(自身も崇徳上皇が原因とする病魔に冒されていた)やその側近たちは、これを鎮めるために「崇徳院」の名を贈り、頓証寺を建てるなどをしたが、その甲斐なく病状は日増しに重くなり遂には崩御してしまう。

現在崇徳上皇は「白峯神宮(旧称白峯宮)」に祀られている。王政復古の時に孝明、明治両天皇が、崇徳上皇の怨念の発現を恐れ、神として祀りあげたためである。

 

「日本国の大魔縁となり、皇を取って民となし、民を皇となさん」(日本国の大魔王となって天皇をつかまえて民衆の地位に落とし、民衆を天皇の地位につけよう)という崇徳上皇の怨念は、長州藩の明治天皇すり替え説にも繋がる話なので割愛。

 

明治天皇が即位してから真っ先に実施したのが、崇徳上皇の魂を鎮め、これ以上の祟りを政府や日本国にもたらさないこと。

 

崇徳上皇を天皇に祀り、京都にお迎えすること。

 

鎮魂の儀式です。

 

神霊や心霊の存在を信じてはいますが、その正体を見たことも無く、普段は仕事で忙殺される毎日ですが、一日色々な道をグルグルと走り回って2回も同じ道を通り掛かると、こういったブログを書かざるをえなくなります。

 

以前もお客様宅へ向かう最中に、車で道をグルグル回ってUターンして停車したら、石碑が運転席側のすぐ傍に建立されており、降りて内容を確認すると我が家の先祖に関わりのある領主の石碑だった・・・ということがありました。

 

こういったことは、忘れずにすぐに書く事。

 

この一点のみです。

 

忘れたり、書かなかったり、私事で意地を通すとロクなことが起こりません。

 

忘れてたら何度も思い起こす出来事やキーワード、本やテレビなどに登場しますし、偶然かも知れませんが、かなりビックリする目に遭うことも。

 

ぶるるっ。

 

この他にも似たようなエピソードがあるのですが、今回はここまで。

 

因みに犬猫が神社の敷地でおしっこしても、ウンチをしても神罰が当たらないのは畜生の魂だからです。←これ有名な神主様の話です。

 

人間でも賽銭や仏像を盗んだり、神社や聖域で神をも恐れぬ事を行う方がいますがこれも神様から見て同じことだとか。

 

人間が人の魂を持って生まれてきた意味を問うお話だなと思って聴き入ってました。

 

嵐山こども食堂ホームページ→http://arashiyamakodomosy.wix.com/kodomosyokudou

 

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京都市右京区の名所・旧跡・美味しいケーキ・美味しいお菓子やご近所の名店・グルメ情報・HPの無いお店もたっぷり登場させて行きます!